朝ドラ『なつぞら』からのメッセージは・・・
毎朝、出勤前に観る朝ドラ『なつぞら』には”元気”と”勇気”と”希望”を感じています。ひとはどんなに辛いことがあっても、一生懸命いきてさえいれば、いずれは明るい道が開けてくる。そう思わせてくれるような気がします。
時代設定は、現代よりちょっと前。いま、主人公のなつが、女性の生き方、働き方について迷う場面。保育園の待機児童なんていう言葉こそないが、困っているママたちの姿が描かれています。電卓使って、計算してみたら、なつはおそらく私より10歳ぐらい年上のはず。そう思うと超身近な話。
なつさん、ママになってからどんな生き方をするのでしょうか。まさしく、生き方は働き方。働き方は生き方です。それぞれの価値観で優先順位は異なります。50年くらい前に出産した女性たちと現代では相当違いがあります。いい意味でも、悪い意味でも、母になると女性は強くなります。そうならないと、子どもを産むことも、育てることもできませんからね。自分の命をかけて出産し、命をけずって育てるんですから。
現代の働くママたちにあえて一言。「人間はひとりでは生きられない。すぐ近くに仲間がいる」ということ。そして「すべてのことは先人たちのおかげ。職場でも、家庭でも、どこでも、周りの人たちに感謝の心をもっていてください」と。 MICHIKO YAMAMOTO